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腸の中では常に善玉菌と悪玉菌が勢力争いをしています。手も足もない細菌たちは、一体どのようにして相手を攻撃しているのでしょうか?
実は自分たちの体からジワジワと分泌液を出し、相手を包み込んでいくのです。そして自らもその分泌液を餌にして増えていくのです。しかし乳酸菌の寿命は短く、数日で死んでは便と共に排泄されていくのです。便の3分の1は細菌の屍骸といわれていますからかなりの量です。
但し乳酸菌を飲んでも腸に定住できないのをご存知ですか?


人間の腸内には元々住んでいる菌すなわち定住菌がいます。これらの菌は後から入ってきた菌は体内に入れまいとバリアをはり、攻撃(勢力争い)をするのです。
同じ指紋の人がいないように、腸内の定住菌も千差万別で、同じ人はいないといわれています。
ですから例えばヨーグルトを食べたとしても、そのヨーグルトの中に入っていた乳酸菌が定住できるということではなく、自分の腸のなかに住んでいる善玉菌の餌となって整腸作用が強化されるだけなのです。
面白く例えるなら、親戚が突然泊まりにきたらあなたはどうしますか?
数泊は泊まらせてあげることでしょう。でももし「一生ここに住まわせてくれ」と言われたらどうしますか?多くの方が「ずっとは無理…」と思うのではないでしょうか?腸の中に入ってきたヨーグルトの乳酸菌も、1日2日は腸の中にいさせてもらえるかもしれませんが、プレバイオティクスとしての役目を果たしたら、数日後には排泄されてしまうのです。ですから腸内環境を維持する為には、毎日継続して乳酸菌を補うことが必要です。そして添加物など悪玉菌の餌となるような物をなるべく摂取しないようにすることも重要なポイントです。
腸の中がきれいになると便秘が解消され、当然吸収される栄養分もきれいになります。腸壁の周りには沢山の毛細血管が張り巡らされており、腸から吸収された栄養素は直接血管に入り込んでいきます。血液が浄化されているということは、血中の白血球・好中球の力も強くなり、病原菌を攻撃する力も強くなるのです。



 

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