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「タンク培養された菌糸体が多くのβグルカンを含んでいる」と宣伝しているものがあります。しかし、タンク培養の菌糸体の場合、培地成分であるセルロース(β-1,4-グルカン)の混入によって増えることもあります。また、抗ガン作用のあるのは「長鎖β-1,6含有β-1,3グルカン」という特定のβグルカンであり、単にβグルカンが多いと強調するのは疑問があります。
「β-D-グルカンの分子量を小さくすると吸収力が高まり、その分、抗腫瘍効果が高まる」とし酵素処理やナノテクノロジーを応用して分子量を小さくし、その分「何倍も効く」と宣伝しているものがあります。しかし、そもそも1,6-β-Dグルカンと1,3-β-Dグルカンの結合タイプである「長鎖β-1,6含有β-1,3-グルカン」は、分子量が小さくなると抗腫瘍効果が著しく落ちることが研究で明らかになっています。

製薬会社の商品だから安心、歴史の古い会社の製品だから安心と安易に考えるのは禁物。そうした会社でも科学的根拠(エビデンス)は持っていない会社が多いのが実態です。動物実験はもちろん、できればヒトでの臨床試験が行われている商品を選ぶようにしましょう。

成分分析は健康食品に限らず食品選びの大切な条件です。
有効成分はもちろん、重金属や残留農薬などの有害物質も含めてきちんとチェックされた、安心なものを選びましょう。

よく見かけるのは「当社顧問の医学博士によると・・」という言葉です。
私たちは、この言葉に大変弱いですが、その医学博士が現役であり活躍されているのかどうかが決め手となります。不安を感じたら、その博士がどこの公的機関に所属されているのかなど調べてみることも必要です。


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